はな・hana~お花の時間「アガパンサス」「花の咲き方」
R2年 7月3日 『はな・hana』 放送内容
<今週の花>
【アガパンサス】 ユリ科 南アフリカ原産
・開花時期・・・6~8月 水色の花をよく見かけますが、白色の花もあります。
・放っておいても毎年花が咲くほど丈夫。水はけがよく、乾燥ぎみに育てましょう!
・アガパンサスは、冬でも葉が枯れない品種と、冬になると地上部が枯れる品種があります。
・1m以上育つ大型種から、鉢植え栽培しやすい30~40㎝程度の小型種まであります。
・花が終わったら付け根から花も含めて切り落としましょう。
そのまま放置しておくと、栄養分が奪われ株そのものが弱ります。
・鉢植えで育てる場合・・・植え替えをしましょう。(根詰まりする)
老化すると花つきが悪くなることも。2年に1回程度で新しい鉢へ植え替えるのがおすすめ。
(4月中旬~5月中旬か9月中旬~10月中旬頃に) 根を傷めないように注意。
・地植えで育てる場合・・・植えっぱなし状態でも大丈夫。 3~5年に1回程度株分けしましよう。
<お花の知識>
【花の咲き方】
≪一年草≫
春にタネから発芽し、初夏から夏にかけて次々に花を咲かせるが、秋には枯れてしまうもの。
あるいは、晩秋、霜が降りる頃まで花を咲かせ続けるが、その年のうちに枯れてしまうもの。
⇒ パンジー・アサガオ・インパチェンス・ペチュニア・バジル
≪二年草≫
春、または秋にタネから発芽して冬を越し、翌年の春〜初夏に花を咲かせるもの。
開花が翌々春になるものもあります。
≪多年草=宿根草≫
一度植えると、何年も育ち毎年花を咲かせてくれる。2つのタイプがあります。
・花が終わった後、葉や茎などの地上部は枯れるが、根は生きていて冬を越し翌年再び葉を茂らせせて花を咲かせるもの。 ⇒ スズラン シャクヤク、クレマチス
・花が終わった後も葉や茎が常緑のまま冬を越し、翌年再び花を咲かせるもの。
球根植物は、一度植えると毎年花を咲かせるので、宿根草の一つと考えることができます。
⇒ チューリップ、ユリ、クロッカス、アネモネ、スノードロップ、ムスカリ、ダリアなど