2024-03-26

はな・hanaお花の時間「イチゴ」

タッキー816みのおエフエムで第1金曜日9時30分~放送中!
塚本玲子の『はな・hana~お花の時間』

令和 6年 3月1日 『はな・hana』 放送内容

【イチゴ】 バラ科  多年草

・葉はギザギザしていてバラの葉と似た形。白い小さな花。(梅・桃・桜もバラ科)

・いちごは野菜。園芸学では、木の実は果物、草の実は野菜と分類される。実際は果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれています。

・開花期は3月下旬〜4月。基本的には白の一重咲き。ピンクの花の品種もあります。

・虫が媒介して受粉。確実に収穫を目指すなら人工授粉を。特にプランター栽培では必須。花が咲いたら、筆などで花の中央をまんべんなくなでてください。

・収穫期は、4月中旬〜6月上旬。実のがヘタの部分まで赤くなったら切り取って収穫。

・花言葉・・・「尊重と愛情」「完全なる善」「先見の明」「幸福な家庭」「あなたは私を喜ばせる」など。

・いちごの表面にあるツブツブは種ではなく、ひとつひとつが果実です。ツブツブの中に種が入っていて、一粒のいちごは、200個から300個の果実が集まった「集合果」。食べている甘い部分は、茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだ偽果(ぎか)です。

・日本で食べられるようになったのは江戸時代末期の1830年代といわれています。オランダ船によって持ち込まれ、当時は「オランダイチゴ」と呼ばれていたのだとか。

・いちごの生食での消費量は、日本が世界一だと言われています。日本のいちごの品種は約300種、世界全体の品種の半分以上が日本のものだという説も。「とちおとめ」「あまおう」「ゆめのか」・・・。

・先端部が甘い・・・先端部から熟していくため、ヘタの部分よりも先端に糖が多く蓄積されます。

*一度植え付ければ毎年開花し果実を収穫できる息の長い植物。植え付けの適期は10月中旬〜11月中旬。そのまま冬越し。春になると葉をよく茂らせ、3月中旬〜4月に開花。果実の収穫は5〜6月。初夏からはつるのようなランナーを旺盛に伸ばして子株を作ろうとします。



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