2021-05-24

はな・hana~お花の時間「ドクダミ」「ナガミヒナゲシ」

令和 3年 5月21日 『はな・hana』 放送内容

【嫌われがちな植物たち】

ナゼ嫌われるのか?

強い生命力で繁殖力がありすぎてどんどん増える~!

<ドクダミ>  ドクダミ科   漢方名では「十薬(じゅうやく)」

・生命力と繁殖力が強く、根が残っていると毎年地面いっぱいに。

・白い花が咲き、さつまいもに似た葉っぱ。

・名前の由来・・①葉の独特の臭さから 「毒が入っているのでは…」と「毒溜め」⇒ドクダミに。  

②毒や傷みに効くということから、「毒痛み」⇒ ドクダミ

・万病に向く薬草

<生の葉> 水虫の部分にすり込む。化膿止め、擦り傷、靴擦れなどに効く。

<ドクダミ茶> 便秘症、高血圧、動脈硬化、冷え性、風邪、のぼせ、胃酸過多など。

<ドクダミ風呂> 冷え性、更年期障害、生理不順、腰痛、皮膚炎、皮膚トラブル など。

<ドクダミ化粧水> 美白、しみ、そばかす、吹き出物にいいと言われます。

ドクダミの葉を摘んでよく水洗いし、ガラス製のビンに葉を詰めてホワイトリカーを加える。蓋をして密閉し冷暗所に保存する。3ケ月置いておけば出来上がり。

<ナガミヒナゲシ> ケシ科  

・5月~6月、空き地や道端などに、朱色っぽいオレンジ色の花が。 

・花後に出来る果実(子房)がヒナゲシよりも細長いことから、長実ヒナゲシの名前に。

<駆除の方法>

・種子を作らせないこと・・・花が咲き、実が出来てきたら手で慎重に抜き取る。

 (カマなどで刈り取ると種子をまき散らすことになり翌年再生してきます)

・駆除の際は手袋などを着用。かぶれたり皮膚炎を起こす可能性が。

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