2023-08-07

はな・hana~お花の時間「足立美術館の日本庭園」

タッキー816みのおエフエムで第1金曜日9時30分~放送中!
塚本玲子の『はな・hana~お花の時間』

令和 5年 8月4日 『はな・hana』 放送内容

【足立美術館の日本庭園】  島根県安来市

1970年開館。50000坪の日本庭園。創設者は地元出身の足立全康(あだちぜんこう)氏。

『美術館』・・・横山大観をはじめ近代日本画の巨匠たちの作品を中心に、総数約2000点を所蔵。

大観の作品は約120点を所蔵し、常時約20点を展示。

北大路魯山人の陶芸、現代日本画、童画、漆芸、木彫なども所蔵。

庭園の四季に合わせて展示を替え作品を順次公開しています。

『日本庭園』・・・枯山水庭・苔庭・池庭・白砂青松庭

<歓迎の庭>                     

美術館の入り口に設えた来館者を迎える庭

<苔庭>

杉苔を主体にした京風の庭園。緩やかな曲線を描いた苔の緑と白砂の白の対比が美しい。秋には紅葉の赤が一層彩りを添えます。

<枯山水庭>

美術館を代表する庭園。中央の立石は険しい山をイメージし、そこから流れる滝水がやがて大河になる、雄大な山水の趣きを表しています。

<鶴亀の滝>

高さ15mの人口の滝。滝をバックに庭園に動きと緊張感を与えています。

<池庭>

池には鯉が泳ぎ、観る人に心の安らぎを与えています。

<白砂青松庭(はくさせいしょう)>

横山大観の名作「白沙青松」をイメージして作られた庭園。白砂の丘陵には、右に黒松、左に赤松を配置し対照的な調和美を生み出しています。

*春にはサツキ・ツツジの花が咲きます。

*年間を通して、時期に応じた庭仕事があります。

7~8月は、赤松の摘み落とし(約800本)・雑木(ぞうぼく)整枝(せいし)・砂整地・滝掃除・池掃除など。

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