はな・hana~お花の時間「ワレモコウ」
令和 4年 10月7日 『はな・hana』 放送内容
【今月の花】
<ワレモコウ> バラ科 「吾亦紅」「吾木香」「我毛紅」
・秋の高原に咲き、日本でも古くから自生してきた馴染みの山野草です。
・耐寒性、耐暑性に優れ強い生命力を持っています。
・開花期は7〜10月、花色は赤茶色。すらっとした茎の頂部に1〜2cmの卵形の穂の様な物ができます。この花に見える部分は萼で、花自体はほとんど退化しています。
・根に止血や下痢止めの効果があるとされ、古くから薬草として利用されてきました。
*茎が細くて風にゆらゆらと揺れ、野草のナチュラル感が秋を演出します。ドライフラワーとして長く楽しむこともできます。(風通しのよい場所で逆さに吊す)
【秋のティータイム=さまざまなお茶】
~肌寒くなるとホットティーでほっこりするのはいかがですか~
<ジャスミン茶> 中国茶
緑茶をジャスミンの花で香り付けしたもの。花の香り成分によるリラックス効果がある。
<コーン茶>
韓国のノンカフェインティー。乾燥させたとうもろこしを焙煎し湯で煮出すお茶。甘く香ばしい。鉄分・ビタミン・カリウム・ナトリウム・食物繊維等が含まれ、貧血や冷え性、便秘の改善に。
<黒豆茶>
黒大豆とも呼ばれる大豆の一種。黒豆に含まれるポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、肥満改善効果や血糖値の改善、二日酔い予防、むくみ・冷えの解消、体を温める効果が。
<柿の葉茶>
原料は葉だけでなく実、ヘタ、樹皮、花、柿渋などあらゆる箇所に栄養価が高く、古くから愛用されてきた。
<びわの葉茶>
びわの葉には、サポニンやタンニンが豊富に含まれ、漢方薬としても利用されてきた。味は、ほんのりとした甘味がありクセが少なく、ノンカフェインなので安心して飲める。
<どくだみ茶>
利尿作用によって体に溜まった毒素を排出するデトックス効果、余分な水分を排出してむくみの改善にもつながる。体の中の老廃物を排出し、腸の動きも活発になり便秘解消に。