2020-05-02

はな・hana~お花の時間「カラスノエンドウ」

R2年 5月1日 『はな・hana』 放送内容

<今月のお花>

【カラスノエンドウ】  マメ科  別名「ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)」

・大きめのものに「烏」と名づけることが多く、小さめの「スズメノエンドウ」もあります。

実は熟すと黒くなることから 黒→カラスで「烏」の名がついたとの説もあります。

・2月~6月 ピンク色の花が咲きます。

・60〜90センチほどの大きさになることも。

・1つの実に5個ぐらいのタネが入っていて黒く熟した実は時期が来ると自然に爆(は)ぜ、中のタネをねじれるように遠心力で外にはじき飛ばします。パンパン」とはぜる音が。

・若芽も若さやも黒く熟した実も食べることができます。

*マメ科植物の多くは、根粒菌の働きによって空気中から窒素を(おぎな)います。

その後は、植物自身が枯れて土に還ることにより土の中の窒素を増やしてくれます。

カラスノエンドウも枯れて土に還った時に、より窒素の多い肥えた土地にすることで、次に生えてくる植物たちがより生きやすい環境を残す役割を持っているのではないかと思われます。

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